涼しい秋の風が吹く沃川(オクチョン)研修院で去る9月25日と28日二日間にわたって‘第7回外国語聖書発表力コンテスト'が開かれた。25日は壮年と青年、28日には婦女部門に分かれて大会を行った。聖書常識と基本会話能力を見る1次筆記考査(9月3日)予選を通過して本選に参加した聖徒は一千余人に達した 。

ⓒ 2005 WATV
試験科目は英語、仏語、日本語、スペイン語、ロシア語、スペイン語など総24個国言語領域で構成された。参加者は“言語駆使能力が足りないのにこの席に呼んで下さって感謝いたします”と機会を賜わった神様に感謝を献げ“神様の愛が分からないすべての民族に神様の愛を完全に伝えるための準備期間と思って、異言で熱心に御言葉の武具を身に着けよう。”と言う覚悟をほのめかした。
御母様は記念禮拝を通じて“地震と台風のような各種の災いが地球村に横行して、多くの人々の大事な命が危険にさらされた時代だ。こんな時であるほど神様の子は命の救いの使命と本分にもっと充実しなければなりません”と言われながら“今までよりもより確実にはっきりとサマリア と地の果てに真理のラッパを力強く吹く見張りになるよう願います”と頼まれた。また“今回の大会は新しい契約の真理を諸国の民族たちに伝えなさいと言われた神様の御言葉を実践するため”と仰せながら“神様の代わりに全世界に真理を伝える忠実な神様の使者になりますという信念で大会に臨んで、神様の心を模範としてどんな状況の中でも熱心に福音を伝える子になりますよう願います”と特別に頼まれた。総会長金湊哲牧師は“福音という言語駆使能力だけではなく、失われた兄弟を捜すという意志の結果で現われることだから、切実な心さえあれば神様が異言の能力までくださる”と言いながら“等数にこだわらずに救いのための一心で、聞き入れようと拒もうと、全世界に命の真理を伝える聖徒になろう”と督励した。

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参加者達は総160組に編成されて室内体育館と別館教育館でそれぞれ大会を行った。静かだった大会場は参加者達の発表が始まると同時に聖徒たちの熱情的な声でいっぱいになった。与えられた時間の間熱心に発表をした聖徒たちは“言語駆使能力は足りないが散らばった兄弟姉妹を捜そうという意志と熱情で全世界に神様の御言葉を伝えて私に任せられた使命をつくす”と固い覚悟を押し堅めた。
発表が終わった後には映像物も二編が上映された。聖徒たちは映像物を通じて驚くほど速かに完成されていく海外福音の成果を確認して非常に感嘆した。また海外教会聖徒の福音熱情を一緒に感じながら‘そして、御国のこの福音はあらゆる民への証しとして、全世界に宣べ伝えられる。それから、終わりが来る。(マタ24章14節)'と仰せられた預言の御言葉を必ず成す預言の主人公になろうという決心を再び固めた。青年たちが準備した‘和合と協力で世界福音を完成しよう'と言う主題のコントも聖徒たちに感動と教訓を与えた。
最後に大会施賞式が行われた。採点官たちは信仰と熱情そして外国語駆使能力まで兼備した優秀な聖徒たちが多くて最終受賞者を選り分けるのに大変だったと伝えた。25日英語部門の大賞受賞者はソウルの韓元東聖徒、その他言語部門大賞受賞者はインドネシア言を発表した仁川の崔在光 聖徒に決まった。28日婦女英語部門大賞受賞者は全州の車貞善執事、その他言語部門大賞はペルシア語を発表したソウルの金恩姫聖徒が受賞した。今度行事では特別に大会に参加した外国人聖徒たちにも激励の特別賞が授与された。

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受賞者たちは“足りないな実力が足りないのに上手だったとほめてくださって賞まで賜われた神様に感謝いたします”と言いながら神様に栄光を帰す一方“全世界に福音を先がけて伝える役目を熱心にしなさいという意味で自信と勇気を吹き入れてくださるために賜った賞だというのがよく分かります。神様の御旨によっていつどこでも心と誠をつくして福音を伝えて 神様の御恵みに報います”と受賞所感を明らかにした。
今、全世界は地震、伝染病、環境汚染など幾多の災いの前で恐れおののいている。宇宙に向けてロケットを打ち上げ海の中に道を作り地の中に地下都市を建設するなど科学がすぐれた時代だとは言っても、その誰も災いを避ける窮極的な方法を出すことはできなかった。しかし神様は全人類にとても易しい救いの方法を知らせ賜わりました。どのような災いからも髪の毛の一本も失われることなく命を護れる唯一の方法、まさに新しい契約の真理だ。このような貴い命の秘密を言わずにはいられない。唇を大きく開いて世界に向かって力強く角笛を吹き鳴らす時だ。
“わたしの口から言葉を聞くなら、あなたはわたしに代わって彼らに警告せねばならない。(エゼ3章17節)”という神様の御言葉を胸に刻んで災いで苦しんでいる世界のすべての国民に真理を大胆に伝える、新しい契約の使者にならなければなりません。