ⓒ 2003 WATV
民族と思想を超越してすべての国家を同一に応援するという趣旨にて結成された‘オラ(来なさい)サポ-タ-ズ’は実際に一つの国家に偏らずに各国を熱心に応援するのが特徴である。特にオラ(来なさい)サポ-タ-ズの組織応援団は組織的で体系的なる応援と素敵なカ-ドセクションにて競技中である選手たちの士気を高めている。去る8月22日排球と24日女の蹴球競技ではU大会組織委員会の特別なる要請でU大会主催国のホ-ムチ-ムである韓国チ-ムを応援して善戦に与らしめた。
ところが25日米国とオランダ排球競技で黄色ティ-シャツを着た300人のオラ(来なさい)サポ-タ-ズの組織応援団が米国手旗をもって現われた。ばかりでなく“U.S.A.”を叫んで米国チ-ムを熱烈に応援し始めた。組織応援団が一国を集中応援したのは今度が初めである。
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急に組織応援団が米国チ-ムを応援したのは韓国の最大の友邦の米国サポ-タ-ズを担当して総力を傾けている米国サポ-タ-ズ李強民会長の積極的要請があったからである。
具体的な原因は米国チ-ムの跆拳道競技があった去る22日米国チ-ム関係者が‘オラ(来なさい)サポ-タ-ズ’米国応援団が自国を応援してくれなかったという理由でU大会組織委側に深刻な不満を表わしたからである。当日‘オラ(来なさい)サポ-タ-ズ’は競技入場券が売切れて座席がなくて応援することができなかった。それに多くの選手たちが参加した国家の場合29個所の競技場を皆廻ってサポ-タ-ズするのはそう多易いことではなかった。ところがサポ-タ-ズの活動が非常に組織的で緻密に展開されて見たので一個所でもサポ-タ-ズが現われなかったら不満を表す状況である。
これに米国サポ-タ-ズ李強民会長は米国チ-ムの関係者の誤解によって生じたサポ-タ-ズに対する遺憾を解消させようと特別に組織応援団を促して米国-オランダ排球競技に招請した。‘オラ(来なさい)サポ-タ-ズ’組織応援団金用甲団長は“韓ㆍ米友好関係を慮り難しく米国チ-ムの応援を決定するようになった”と説明した。
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好敵手に知られた米国とオランダの競技は組織応援団の体系的な応援で初めから米国チ-ムに傾いた。始まって5分ばかり経って米国はオランダを8:2に勝って続けて点数を得た。座席が足りなくて一番後の方で立って米国チ-ムを熱情的に応援する姿を見た米国チ-ム任員は競技を見るより組織応援団の応援する様をカメラに撮影した。
選手ばかりでなく観覧しに来た米国人たちも熱情的で組織的な応援に驚いた表情である。米国排球選手セルシウェルチさんは組織応援団の応援が“大変幻想的た”と言いながら米国が勝利するとしたら彼らの応援おかげであると言った。各セットが終わる時ごとに組織応援団に向けて母指を立てて応援に答え勝利を約束をした。
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米国選手たちは競技が終わるとすぐさま応援団の方に寄り集まるような気勢である。一方オランダ選手たちは自国応援団の熱情的な応援にもかかわらず米国チ-ムに気が押されて苛立った目つきで競技を続けた。続けて選手の入れ替えはオランダチ-ムの不安を明らかに表わした。ついに組織応援団の応援に力が生じた米国チ-ムはオランダをセットスコア3:0で完勝した。競技が終わるやいなや米国選手たちは組織応援団席に群がって来て‘WE♥U’ジェスチャをしながらハイパイブをする等熱烈な応援に対するお礼いを隠しえなかった。
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ア-モンドボ-ルコ-チは“非常に力があって活気あふれる応援が選手たちに力つけた”と言いながら“彼らを米国に連れて行って米国人たちにも素敵な応援の姿を見せて上げたかった”と言った。“サンキュ”を連発しながら惜しい表情で競技場を発った米国選手たちはこれからも続けて積極的な応援を広げてくれるよう願った。今度の応援をきっかけに‘オラ(来なさい)サポ-タ-ズの組織応援団は米国チ-ムの士気を高めるばかりでなく, 開幕式から今まで北朝鮮選手団と応援団が歓迎を受けたのに比べて相対的に疎外感を感じる米国チ-ムを慰めた。